ダメージの揺れ幅はどのくらいあるの?
前回の攻撃バフの検証の時に、ダメージが安定しないことが分かりました。
それゆえ、たまに攻撃バフを重ねすぎると逆に与ダメが減るという現象が起きてしまいます。
しかしそれはダメージの揺れ幅。いわゆる乱数というものです。
決してバフの重ねすぎによって威力が下がったわけではありません。
ダメージの乱数があることによって戦闘に不確定要素が生まれ、ゲームがおもしろくなります。
これは初期のドラクエ1からある要素です。
シリーズによって乱数の計算方法は異なります。星ドラではどうなっているのでしょうか。
さっそく検証してみたいと思います。
装備とステータスがこちら。
攻撃力667
少しでも乱数に揺れ幅が出るように、できる限り高い攻撃力になるようにしました。
使用するスキルは威力1000%の無属性スキル。
キングブレイド
検証方法は、同じ条件で何度もやって平均の数字を求め、与ダメの最小値と最大値を拾います。
そこからどのくらいの揺れ幅があるのかを計算します。
今回は30回やって検証しました。本当は100回くらいやったほうが正確な平均値が出るのですが、なかなか大変なので…(´・ω・`)
条件は、剣↑2で統一しました。
相手はストーリークエスト1章のがいこつ。
30回戦ったところ、平均ダメージは5040.7でした。
これが一番近い数字です。
ダメージの最小値がこちら。
4749
ダメージの最大値がこちらです。
5366
30回戦ったうちの
平均値が5040.7
ダメージの最小値が4749
ダメージの最大値が5366
最小値と最大値をくらべてみるとかなり差があることが分かります。
計算すると、その揺れ幅は0.942〜1.064
ダメージの平均を100%とすると、揺れ幅は94%〜106%の範囲ということになります。
このダメージの乱数は敵の攻撃にもそのまま適用されています。
このHPだったら大丈夫かなと思ったら死んでしまったことはありませんか。それが乱数です。
たとえば相手が平均のダメージが600の攻撃をしてきた場合は、その揺れ幅は564〜636の間くらいになります。
ダメージの最小と最大をくらべるとかなり差がありますね。
これは自分たちにとっては瀕死級のダメージなので、ギリギリで生き残るか死ぬかの瀬戸際です。
開幕に瀕死級の大ダメージを与えてくる大魔王。
命竜アルバナム
アルテマソード!
このようにダメージが大きいほど揺れ幅も大きくなります。
星ドラのダメージの乱数は94%〜106%です。
このダメージの乱数はナンバリングのドラクエと比べると、揺れ幅は少ないです。
ドラクエ4〜6の頃は乱数が7/8〜9/8でした。
パーセントにすると87.5%〜112.5%ということです。
つまり、星ドラのほうが乱数による揺れ幅が少ないので、HPの管理がしやすいと言えます。
ダメージ乱数を把握して瀬戸際の攻防をお楽しみください(`・ω・´)
(´・ω・`)ノシ